40インチの液晶テレビを壁掛けにしてみました。
賃貸マンションですが、壁や天井に傷をつけることなく、無事壁掛けテレビが完成!
テレビ台がなくなると、狭い部屋もすっきりとして快適です。
壁掛けテレビにするために買ったもの
- 2×4(ツーバイフォー)材
- TV壁掛けパネル
- LABRICO(ラブリコ)2×4 アジャスター
- LABRICO(ラブリコ)2×4 棚受シングル
以上の4点を使って作りました!
① 2×4(ツーバイフォー)材
2×4材は、ホームセンターで購入しました。
指定のサイズにカットしてもらえるので、事前にサイズを測っていきましょう。
カット料金は、1カット50円でした。
ネット購入できるところもあるけど配送料が高いので、ホームセンターがおすすめだよ。
準備する2×4材の長さ
支柱は、床から天井の高さからアジャスターの高さ(95mm)を引いた長さを、2本準備します。
アジャスターで調整できるので、サイズに多少ズレがあっても大丈夫です。
棚板は、棚幅(テレビの幅)から支柱の幅(76mm)を引いた長さを、2本準備します。
② TV壁掛けパネル
40インチで約20Kgある我が家のテレビは、最近のテレビに比べて重いです。
10年前に買った我が家のテレビは重い……
耐荷重ギリギリだと不安なので、余裕をもって耐荷重45kgの金具を購入しました。
Amazonや楽天などで「テレビ 壁掛け金具」と検索すると、種類も豊富で、安いものだと1000円台からあります。
耐荷重やVESA規格に注意して、お持ちのテレビに合うものを購入しましょう。
VESA規格をチェックしよう
VESA規格とは?
液晶モニター、ディスプレイをアームやスタンドに設置する際の国際規格を定めたものを「VESA規格」と言います。世の中に展開されている大半の液晶モニターやディスプレイがこのVESA規格に則ってつくられています。
引用:https://www.centerpeer.com
テレビ裏に4つネジ穴が開いています。
このネジ穴の間隔を測ってください。
うちのテレビは30cm間隔だったので、VESA:300×300mmに対応した金具を選ぶことになります。
10年前のテレビなのでちょっと不安だったけど、ちゃんとVESA規格で安心したよ!
壁掛けパネルセット内容
- 壁側に取り付けるパネル
- テレビに取り付ける金具 ×2
- ネジ
- 水平器
セット内容は、金具本体だけではなく、ネジや水平器などの道具も揃っています。
③ LABRICO(ラブリコ)2×4 アジャスター
支柱の上下に取り付けるアジャスターです。
1×4タイプもあるので、間違えないようご注意を。
④ LABRICO(ラブリコ)2×4 棚受シングル
棚受けは、ラブリコ専用ではなくL字金具などでも代用可能だと思います。
当初はL字金具を買う予定でしたが、ラブリコの棚受の方がが安かったので選びました。
取付方法も簡単だったので、おすすめです。
かかった金額の合計
- 2×4材(243cm)699円 ×2
- 2×4材(182cm)429円
- 木材カット工賃 50円 ×2
- TV壁掛けパネル 2,199円
- ラブリコ アジャスター 880円 ×2
- ラブリコ棚受シングル 548円 ×2
※2019年時点の購入価格です
合計 6,982円となりました。
テレビ台を買うより、費用が安く抑えられるのではないでしょうか。
壁掛けテレビの作り方手順
この形をつくっていくよ!
支柱に棚板を取り付ける
2×4材で、Hの形をつくっていきます。
まず、テレビの位置(設置する高さ)を決めます。
位置を決めたら、パネルがちょうど真ん中になるように棚板を配置します。
そして、ラブリコ棚受を取り付けていきます。
棚受の取り付け方はこちらの動画を参考にしました。
壁面に設置する
支柱の上下にラブリコアジャスターを装着します。
壁面に沿って、棚板を取り付けた支柱を立て、ジャッキを回してしっかりと固定します。
取り付け方はこちらの動画を参考にしました。
【重要】しっかり固定しよう!
棚板にパネルを取り付ける
棚板にパネルを取り付けていきます。
画像は仮止めの状態です。
水平器(水準器)を置いて、水平になるようにネジをとめていきます。
ここを失敗するとテレビが傾いてしまうことになるので、慎重に取り付けましょう。
テレビに金具を取り付ける
テレビの背面に金具を取り付けていきます。
スタンドもここで取り外しておきましょう。
パネルに金具を引っ掛ける
棚板に取り付けたパネルに、金具を取り付けたテレビを引っかけます。
完成!
壁掛けテレビ完成です!
テレビ台がなくなると、スペースにだいぶ余裕ができました。
録画用HDDなどは、テレビ裏の棚板に置くこともできます。
お部屋をすっきりさせたい人に、是非おすすめです!
注意点などまとめ
ひとりで作るにはちょっと厳しい
はじめは1人で作るつもりでしたが、結局のところ夫と2人で完成させました。
木材を支えてもらったり、テレビが重かったりで、1人ではなかなか厳しいなと思いました。
DIY慣れしている方なら1人でも大丈夫かもしれませんが、そんなに慣れていない私としては2人でやるとスムーズだなという感想です。
電動工具は必要
特にパネルをとめるネジが太く、手動でネジを回すには限界があります。
しっかりと固定するためにも、電気ドライバーは必須です。
工具のレンタルができるホームセンターもあります。
あまり使う機会がなければレンタルで済ませるのもありだと思います。
まとめ
我が家のDIY壁掛けテレビをご紹介しました。
やっぱりテレビ台がないとすっきりして部屋が広くなるので、作ってよかったです。
賃貸だと壁に直接取付けられませんが、この方法なら問題ありません。
興味がある方、ぜひ自作してみてはいかがでしょうか。
パーティション(間仕切り)も作ってみました~