ITパスポート試験(iパス)に合格しました。
私の仕事は一般事務で、ITに特化した職種・業種ではありませんが、1回の受験で合格することができました。
得意・不得意はあるかと思いますが、わりと取得しやすい資格といえると思います。
この記事では、わたしがITパスポート試験に合格するまでにやったことを書いています。
ITパスポート(iパス)とは
ITパスポート(iパス)は、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
引用:iパスとは|IPA
使った教材は過去問題集1冊のみ
\ この1冊で合格しました /
使った教材は、こちらの過去問題集1冊のみです。
テキスト(教科書)は使わないの?と思うかもしれませんが、実際に学習をはじめてみて、テキストの必要性はあまり感じませんでした。解説の部分だけで十分だと判断したからです。
まず、本屋さんで、ITパスポートのテキストをパラパラと読んでみました。
その時の印象は「社会人であれば一般常識として知っている内容も結構あるな」といった感じでした。これなら、テキストを買わなくても過去問の解説を理解するだけで十分合格できると思ったのです。
そして、「テキスト」と「過去問の解説」を見比べてみても、書いてある内容はだいたい同じだと感じました。
というわけで、はじめから過去問を解いて、分からないところだけ解説で学ぼう!と決め、過去問をやり倒すことにしました。
過去問だけといっても、もちろん問題を解くだけではありません。分からなかった問題の解説を読んでしっかり理解するのがポイントです。テキストを使わない分、解説が充実している問題集を選ぶといいと思います。
問題を解いてみて、分からなかった問題の解説を重点的に覚えるだけで十分だと思います。覚えられないところは何度も繰り返し学習しました。
実際に買ったのはこの過去問1冊ですが、無事合格することができました。
こちらの過去問題集は、A4サイズで厚みがあるんですが、軽い!持ち運んでカフェでよく勉強しました。
本のタイトルは「過去問題集」ですが、大きく分けて2つの構成となっています。
- よく出る問題集
- 過去問題集
①よく出る問題集は、3つの分野ごと(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系)に分かれて出題されているので、苦手な分野を集中して勉強するといった使い方ができます。
②過去問題集は、直近の2回分が載っています。さらに3回分の過去問がPDFでダウンロードできるので、合計5回分もの問題を解くことができます。
もちろん、すべての問題に解説がついていますので、間違えたままにするのではなく、すぐに解説で理解することができます。
そして、問題集を買う時に注意すべき点は最新版であることです。
ITパスポート試験は、新しい用語が追加されていきます。必ず最新版を購入しましょう。
また、新しい用語は、公式サイトの最新シラバスでチェックすることができます。
すきま時間に問題を解く
やっぱり数をこなして、問題に慣れるのが大事!
本の問題集とは別に、空き時間を有効活用してスマホでサクッと問題を解くのがおすすめです。
私がお世話になったのは、ITパスポート過去問道場というサイトです。
電車での移動中や、寝る前のちょっとした時間に数問解いたりという使い方ができます。
会員登録すると、間違った問題だけ出題する機能なども使えます。
ほかにも、問題を出題してくれる無料アプリもあります。すきま時間を使って、たくさんの問題に触れることをおすすめします。
計算問題は捨てました
私は、計算問題が苦手です。
時間をかければ解ける計算問題もありますが、それよりも、覚えれば確実に点になる方を勉強した方がよいと考え、計算問題は完全に捨てました。
もちろん、数字が得意だったりスムーズに解ける人は普通に解くといいと思いますが、全体で見ると計算問題の割合はかなり少なかったです。
計算問題は解かないという選択肢もアリだと思います。
私と同じ計算問題が苦手な方、安心してください。解かなくても合格できました!
試験前に本番環境に触れておく
やはり本番と同じ環境を試しておくことをおすすめします。
事前に操作方法に慣れておけば、安心ですよね。
公式サイトでは、本番環境と同じCBT疑似体験ソフトウェアを無償で配布しています。
パソコンをお持ちであれば、必ずダウンロードして、本番同様の操作を試しておきましょう。
学習期間は、余裕をもって3ヶ月とりました
集中して取り組むのが大事なので、試験日を設定してから勉強するのがおすすめです。
なんとなくダラダラやるより、試験日に向けてスケジュールを立てた上で勉強する方が効率的です。
私の場合、他の勉強も並行していたので、余裕をもって3か月後に設定しました。
集中して勉強時間が取れる方は、1か月程度でも合格できるのではないでしょうか。
また、申し込んだあとでも受験日の変更をすることができます。万が一間に合わなければ、試験日を延ばすのも手ですね。
不合格になったら受験料がもったいない!という思いでやりました。
まとめ
ITパスポート試験は合格率50~60%と、難易度が高い試験ではありません。
出題範囲の用語をしっかり覚えれば、合格できます。
最後に、私の合格のポイントをまとめます。
- 問題を解いて、分からない問題の解説を中心に学習する
- すきま時間に問題を解いて、慣れる
- 計算問題は解けなくてもOK
- 先に試験日を決めて集中して勉強する
- 本番環境を試しておく
これから受験する方、頑張ってくださいね~