フィルターをかけて絞った対象セルの合計を出したい
というような場合に便利なのが、SUBTOTAL関数です。
うさ
SUBTOTAL=サブトータルと読みます。
SUBTOTAL関数
=SUBTOTAL(集計方法,参照1, …)
集計方法には、以下の集計方法を表す数値を入力します。
- 平均(AVERAGE)
- 数値の個数(COUNT)
- 空白以外のデータの個数(COUNTA)
- 最大値(MAX)
- 最小値(MIN)
- 積(PRODUCT)
- 標本標準偏差(STDEV.S)
- 標準偏差(STDEV.P)
- 合計(SUM)
- 不偏分散(VAR.S)
- 標本分散(VAR.P)
合計以外にも、平均や個数などに応用できます。
よく使うのは、1~6と9かな?
それでは、合計をもとめる「9」を使って、実際に入力してみましょう。
空欄になっている合計個数のセルに、SUBTOTAL関数を入力していきます。
=SUBTOTAL(9,D5:D11)
集計方法には、合計を求めたいので 9 を入力します。
参照には、合計したいセルを選択します。
合計が表示されましたね。
ここまでだと、SUM関数で十分です。
フィルターをかけてみるとどうなるでしょうか。
りんごのみ選択してみます。
りんごのみの合計個数になりましたね。
このように、フィルターをかけて絞った対象の合計をもとめることができます。
こんどは、日付で絞ってみましょう。
5月25日だけ選択します。
フィルターで表示されている5月25日の合計個数になりました。
このようにSUBTOTAL関数は、フィルターで表示されている部分だけ集計できます。