国際eパケットは、小形包装物の航空便 + 書留と同じ輸送方法です。
オンライン上で送り状を作成することによって割引となるサービスです。面倒な宛名書きがパソコンでできるうれしいサービスです。
オークションなどで海外へ販売した商品の発送はもちろん、家族や友人に海外発送をすることが多い方にもおすすめです。
国際eパケットを利用する前に
ご利用前に
プリンターはありますか?
ご自身で送り状を作成しますので、プリンターが必要となります。
また、インクジェット・レーザープリンターどちらでも可能です。用紙はA4サイズを準備してください。
(初めて利用する場合)発送するまでに、1週間程度の余裕がありますか?
国際eパケットを利用するには、送り状を入れる専用パウチが必要となります。そのパウチは事前に請求し、届くまでに数日かかります。
下準備
国際郵便マイページサービスに登録しよう
サービスを利用するには会員登録が必要です。
国際郵便マイページサービス
専用パウチを請求しよう
国際郵便マイページサービスの登録が完了したらログインし、専用パウチを請求します。
専用パウチとは、作成した送り状を入れて荷物に貼るための袋のことです。郵便局ではもらえませんので、必ずマイページサービスから請求することになります。もちろんパウチは無料です。
1.国際郵便マイページサービスにログイン
2.オンラインシッピングツール→パウチ請求
3.パウチの枚数、お届け先を選択
最低5枚から最大50枚まで選択できます。
基本はマイページに登録した時の「お客様情報の住所にお届け」ですが、別の住所に指定することも可能です。
4.内容を確認し、請求内容を確定する
確定ボタンを押して、請求完了です。
オーダーを受けた旨のメールも届きます。パウチは、おおむね5営業日で指定した住所にポスト投函されます。
国際eパケットの発送方法
専用パウチが到着したら、いよいよ送り状の作成です。
送り状を作成しよう
1.国際郵便マイページサービスにログイン
事前に登録しておいた国際郵便マイページサービスにログインします。
国際郵便マイページサービス
2.「送り状を作成する」を選択
3.ご依頼主を選択する
初めて登録する場合は「ご依頼主を登録する」を選択します。
一度登録すれば、次回から入力不要で選択することができます。
4.新規ご依頼主登録
ご依頼主(差出人)情報を入力していきます。
名前・郵便番号・住所(町名、丁目、番地など)・住所3(市区町村名)・都道府県名・電話番号は入力必須です。
入力が終わったら、「この内容で登録する」ボタンを選択。
ご依頼主選択画面に戻ります。
登録した氏名・住所のラジオボタンにチェックし、「お届け先の選択へ」ボタンを選択。
5.お届け先を選択する
①または②の、どちらかを選択します。
- ①「お届け先を登録する」は、アドレス帳に保存されるので、今後も送る予定のある友人や家族などはこちらから登録すると便利です。
- ②「アドレス帳から参照せずに、お届け先情報を入力する」は、海外オークションなどで販売した時などはアドレス帳に保存されないこちらから進んでください。
6.お届け先情報の入力
お届け先情報を入力していきます。
名前・国名・住所2(町名・番地など)・住所3(市区町村名など)は入力必須です。
入力が終わったら「この内容で登録する」を選択。
7.発送種別を選択
発送種別「国際eパケット」を選択します。
国際eパケットは航空便と決まっているので、発送方法は選択不可の状態になります。
8.内容品の情報を入力
「内容品の登録」を選択。
内容品名と単価の入力は必須です。
基本的にはHSコードと原産国名は記入しなくても問題ないと思います。
1個あたりの重量は郵便局の窓口にて記入を求められることがあります。
入力したら「この内容で登録する」を選択。
確認画面が表示されたら、「登録」を選択。
さらに、「送り状:内容品登録へ戻る」を選択。
※複数の品物がある場合は、「内容品の登録」から同様に登録してください。
新規内容品の登録が終わったら元の画面に戻ります。
①内容品の個数を入力。
②内容品種別を選択。
贈物・書類・商品見本・商品・身の回りの品・その他
③内容品総額を入力。
送り状に表示されない項目なので、おおよそでいいかと思います。
④内容品が危険物に該当しないことを確認するチェックを入れます。チェックを入れないと進めません。
⑤「発送関連情報の入力へ」を選択。
9.発送関連情報登録
発送予定日が必須項目となっていますが、あくまで予定日なので、送り状に表示される項目ではありません。
総重量を入力すると、自動で郵便料金が表示されます。
「インボイスの印刷指定」を指定。
EMSの場合インボイスは必須ですが、国際eパケットの場合は必須ではありません。私はつけないことが多いですが、問題なく到着しています。
「登録内容を確認する」を選択。
10.登録内容の確認
続いて登録内容の確認画面が表示されます。
登録内容に問題がなければ、「送り状を登録する」を選択。
この画面から修正することもできます。
11.送り状の印刷をする
「注意事項に同意して送り状を印刷」を選択。
注意事項とは、ご利用前に確認した専用パウチとプリンターが準備されているかの確認です。また、中国語を含む場合、お使いのパソコンによってフォントのインストールが必要になりますので注意事項をご確認ください。
次画面で印刷用のPDFが表示されますので、プリントアウトしましょう。
送り状を荷物に貼って発送しよう
1.印刷した送り状を切り取り線に沿って切り取る
「送り状」「受付局控え」「ご依頼主控え」の3枚になりましたね。
2.送り状の署名欄に日付を記入
例)海外花子さんが2017年3月22日に発送した場合
Hanako Kaigai Mar. 22. 2017
3.荷物に専用パウチを貼る
4.「送り状」をパウチに入れる
この時点で、パウチの封はしなくてもOK。
郵便局で社員確認用のチェック後、封をしてくれます。
5.郵便局で差し出す
あとは、荷物を郵便局に差し出すだけです。
荷物と一緒に、依頼主控えと受付局控えを差し出すのを忘れずに。
国際eパケットの料金表
- 第1地帯(アジア)
- 第2地帯(北中米・豪・ヨーロッパ・中東)
- 第3地帯(南米・アフリカ)
重量 | 第1地帯 | 第2地帯 | 第3地帯 |
50g | 530円 | 560円 | 580円 |
100g | 580円 | 635円 | 685円 |
150g | 630円 | 710円 | 790円 |
200g | 680円 | 785円 | 895円 |
250g | 730円 | 860円 | 1000円 |
300g | 780円 | 935円 | 1105円 |
400g | 880円 | 1085円 | 1315円 |
500g | 980円 | 1235円 | 1525円 |
600g | 1080円 | 1385円 | 1735円 |
700g | 1180円 | 1535円 | 1945円 |
800g | 1280円 | 1685円 | 2155円 |
900g | 1380円 | 1835円 | 2365円 |
1.0kg | 1480円 | 1985円 | 2575円 |
1.25kg | 1700円 | 2255円 | 2945円 |
1.5kg | 1920円 | 2525円 | 3315円 |
1.75kg | 2140円 | 2795円 | 3685円 |
2.0kg | 2360円 | 3065円 | 4055円 |
郵便ホームページにて、料金表のpdfファイルを見ることができます。
http://www.post.japanpost.jp/int/download/charges.pdf